ロブ・ネン Robb Nen ~Nenth inning~

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Robb Nen (ロブ・ネン)
(1969-)
Baseballer
Position:Pitcher
Threw/Batted:R/R
Height:193cm Weight:90kg

Relatives:
Dick Nenn(ディック・ネン)(父)

Stuts

60年代にファーストとしてMLBでプレーした父ディックの元、カリフォルニアで生まれたネンは、ハイスクールではもっぱらサードとして活躍した。1学年上のチームメイトには後にプロで6回のゴールドグラブ賞を受賞し、ネンも一方ならぬ世話になるT.J.スノーが居た。

1987年にドラフト32巡目でテキサス・レンジャーズが指名。ピッチャーに転向して長い下積みを経て1993年にメジャーデビューしたものの、故障もあって満足な成績を残すことができず、そのシーズンのうちに創設間もないフロリダ・マーリンズに放出された。

マーリンズはネンの怪我を鑑みてリリーフに配置転換。これが見事にはまり、翌1994年にはクローザーに定着。44登板で28セーブを記録した。

クローザーにしてはムラが目立つものの、当時メジャーでも数人しかいなかった100マイルの剛速球と、90マイルを超える”ターミネーター”と恐れられたスライダーを織り交ぜてマーリンズ最終兵器としてチームの躍進を重ね、1997年には世界一を達成。ネンはワールドシリーズで4試合に登板して2セーブを記録している。

だが、シーズン終了後にマーリンズは悪名高い”ファイヤーセール”で主力選手を軒並み放出。メジャーでも指折りのクローザーとして鳴らすネンが放出されないはずがなく、サンフランシスコ・ジャイアンツへとトレードで移籍した。

ジャイアンツは7年に渡って199セーブを積み重ねたクローザー、ロッド・ベックの後釜としてネンに高い期待を寄せたが、ネンは移籍初年度から88.2イニングでキャリアハイとなる110奪三振を記録。初のオールスターに選出され、見事期待に応えた。

以後オールスターには3回にわたって選出。9回はジャイアンツファンから”Nenth inning”と呼ばれ、特に2000年にはオールスターからは漏れたもののサイヤング賞の投票で4位に入っている。

2001年にもオールスターには選ばれなかったが、45セーブで悲願のセーブ王のタイトルを獲得。この頃には相手チームはネンが登板してくると全くのお手上げで、立てられた対策は「好調時のはネンは登板させない」という身も蓋もない物であったという。手が付けられないという意味ではボンズと互角であったのだ。

2002年には久しぶりのオールスターに選出されるとともに300セーブの大記録を達成。チームもワイルドカードから勝ち進んでワールドシリーズに進出。ネンはポストシーズンを通じて好調で、ポストシーズンで7セーブという当時の記録を打ち立てたのだが、同じカリフォルニアのエンゼルスに敗れて2度目の世界一は果たせなかった。

更に悪いことにシーズン終了後に肩を故障。その後2年に渡って回復に努めたものの、とうとうジャイアンツで再びマウンドに立つことはできなかった。しかし、チームのネンへの信頼は深く、遠征には常にネンのユニフォームが”帯同”し、ロッカールームに掲げられたという。

しかし、そんなチームの信頼も傷を癒すには至らず、2004年シーズン終了後にFAに。移籍先を探したものの引き取り手はなく、そのまま現役を引退した。

引退後はジャイアンツに戻ってフロント入り。AT&Tパークにはネンを顕彰するプレートが掲げられている。

https://twitter.com/SFGiants/status/1164593726905176064

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