ジャマール・マグロア Jamaal Magloire ~Big Cat~

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Jamaal Magloire (ジャマール・マグロア)
(1978-)
Basketballer
Position: Center
Collage:Kentucky
Height:211cm Weight:117kg

Stuts

カナダ人のNBAプレイヤーというのは意外に少ない。カナダには黒人が少ないというのもあるのだろうが、NHLにはどのチームにも数人はアメリカ人が居るのとは対照的だ。

その意外に少ないうちの一人、ジャマール・マグロアは、トリニダードトバゴから来た移民の夫婦の間にトロントで生まれた。保険のセールスをしている両親は、マグロアをちゃんとハイスクールに通わせることができた。

ハイスクールでチームを二年連続でオンタリオ州王者へと導く活躍を見せ、奨学金をもらって本場アメリカの名門ケンタッキー大学に進学。

カレッジでは2年次にNCAAトーナメント優勝を経験し、ワイルドキャッツというチーム名に因んで”Big Cat”というニックネームを獲得。通算268ブロックは現在に至るまでチームレコードとなっている。

2000年に全体19位でシャーロット・ホーネッツに指名さるも、当初はベテランのP・J・ブラウンの控えとして過ごしていたが、チームがニューオーリンズに移転した2002-2003シーズンにスターターの座を掴み、インサイドに強い所を見せて平均10.3得点、8.8リバウンド、1.4ブロックをマークして一気に売り出した。

2003-2004シーズンはキャリアハイで、平均13.6得点、10.3リバウンド、1.2ブロックでオールスターに選出。カナダ人の選出はスティーブ・ナッシュに続いて二人目となる快挙であった。

ところが翌シーズン、指を故障してシーズンの多くを棒に振ってしまい、トレードを要求してミルウォーキー・バックスに移籍したあたりからマグロアの選手人生は雲行きが怪しくなってくる。

バックスでの2005-2006シーズンは全試合先発して面目を保ったものの、翌2006-2007シーズンはポートランド・トレイルブレイザーズへトレード。ポートランドでは不調で先発の座を守ることができず、シーズン終了後にFAになってしまった。

翌シーズンはニュージャージー・ネッツと契約したものの、パフォーマンスは低下の一途で、シーズン途中でウェーバー。ダラス・マーベリックスに拾われたものの、状況を打破するには至らず、シーズン終了後にチームを去ることになった。

このまま引退してもおかしくなかったが、なんとかマイアミ・ヒートとの契約にこぎつけると、今度は一転マイアミの空のようにマグロアの選手人生に日が差した。

ヒートでは控えながらも一定のプレイタイムを確保して存在感を見せることに成功し、2010-2011シーズンには初のファイナル進出も経験。しかし、因縁のマーベリックスに敗れてリングは獲得できなかった。

これを花道にチームを去り、マグロアは故郷で選手人生を締めくくるべくトロント・ラプターズと契約。カナダ人がラプターズでプレーするのは史上初の事で、ましてトロント生まれのマグロアは、衰えは顕著ながらも人気絶大であった。

ラプターズと契約した2011-2012シーズンを持って現役を引退。地元出身とあってチームに大事にされ、引退後はコーチやアンバサダーを歴任。2018-2019シーズンには念願のファイナル制覇を達成し、チャンピオンリングを手に入れている。

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