ジェイソン・スホーン Jason Sehorn ~White Corner~

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Jason Sehorn (ジェイソン・スホーン)
(1971-)
American Footballer
Position:Corner Back

Collage:USC
Height:188cm Weight:96kg

Stuts

フットボールを見ていると、ポジションごとに人種の分布が明らかに違うのが見て取れる。キッカーやパンターは不思議と白人が多いが、バックスはほとんど黒人だ。

フットボールにポジションの数ある中で、一番人種の分布が偏っているポジションは実はCBだ。RBにはFBを中心に時々白人選手が現れるが、白人のCBはNFLでは今回の主人公のジェイソン・スホーンを最後に長く登場していない。

サクラメントで生まれたスホーンだったが、元々はバスケットと三段跳びの選手で、フットボールを始めたのは高校の最終学年になってからだった。それでもいきなりリーグMVPを獲得したというのだから、やはりNFLで活躍する選手はモノが違うのだろう。

この活躍を見込まれて地元の短大に進んだが、その一方で抜群の身体能力にシカゴ・カブスが目を付け、ドラフト外で契約してルーキーリーグでプレーしたが、さすがにこれは不首尾に終わっている。

短大ではWR、セーフティー、リターナーと三役をこなし、2年連続でリーグMVPと短大のオールアメリカンに選ばれる大活躍。これが認められて南カリフォルニア大に編入するとセーフティーだけではなくCBとしてもプレーするようになる。

オールアメリカンの3rdチームに選ばれるなどUSCでも相変わらず活躍し、1994年にニューヨーク・ジャイアンツが2巡目で指名。世にも珍しい白人CBが久しぶりにプロフットボールに現れた瞬間であった。

最初は控えだったものの、1996年シーズンに先発に定着。97タックル、5INT、更に3.0サック、リーグトップの5FFを記録。世代交代のさなかで低迷していたジャイアンツにあって、スホーンの活躍は数少ない明るい話題であった。

白人選手らしからぬ俊敏さとセーフティ出身ならではのハードヒットを武器に、翌シーズンも先発に座って活躍したのだが、続く1998年シーズン開幕前に膝を負傷してシーズンを全休。

1999年には復帰したものの往時のスピードは失われ、成績を大幅に落としてしまった。

それでも先発の座は守り続け、2000年はボルチモア・レイブンズに敗れたもののスーパーボウルに進出。ディビショナルプレーオフでフィラデルフィア・イーグルス相手にINTTDを決めている。

シーズン終了後には女優のアンジー・ハーモンと二度目の結婚。テレビ番組の中でプロポーズするという”ハードヒット”で見事ものにしたのだが、2014年に離婚している。

愛の力か続く2001年シーズンは成績を伸ばしたが、2002年シーズンはとうとう先発の座を守れなくなり、シーズン終了後に解雇。

間もなくセントルイス・カージナルスと契約し、セーフティーやLBとしてプレーしたものの、衰えは隠せず、動燃を持って現役を引退した。以来15年以上に渡ってNFLのCBは黒人だけの領域になっている。

引退後は三人目の妻を迎え、解説者を務める傍らで中古車セールスのビジネスも手掛けて成功を収めている。また、チャリティーにも熱心で、シングルマザーの援助に力を入れているという。

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