ジェイ・ノバチェック Jay Novacek ~ダラス一の芸達者~

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Jay Novacek (ジェイ・ノバチェック)
(1962-)
American Footballer
Position:Tight End

Collage:Wyoming
Height:193cm Weight:109kg

Stats

ノバチェックは子供の頃から何でもできた。ハイスクールではQBとして大活躍してチームをネブラスカ州王者に導き、バスケットでもオールネブラスカに選ばれ、とりわけ陸上競技では棒高跳びで州記録を樹立し、ハードルでこれまた州王者になっている。

陸上とフットボールで奨学金をもらってワイオミング大に進み、TEにコンバート。類稀なレシービングセンスを見せ、最終学年にはオールアメリカンに選出されている。

だが、カレッジでのノバチェックはむしろ陸上競技の方で名高かった。十種競技と棒高跳びでワイオミング大のレコードを更新し、これまたオールアメリカンに輝いたばかりか、ロサンゼルス五輪の代表候補にまでなっている。

だが、陸上競技で生計を立てるのは困難である。大学のコーチくらいにはなれたとしても一攫千金となるとほぼ不可能だ。ノバチェックは1985年にドラフト6巡目でセントルイス・カージナルスに指名されるとフットボールに切り替えた。

当初は下位指名とあって出場機会に恵まれず、ルーキーイヤーはもっぱらSTとしてプレー。2年目は故障者リスト入りする不本意なシーズンを過ごした。

それでも3年目の1987年にはレシーブ力を買われてスターターの地位を得たものの、ひじを故障して股も故障者リスト入り。復帰はしたものの、ルーキーのロブ・アウォルトに先発の座を奪われる屈辱を味わった。

チームがフェニックスに移転した翌シーズンはアウォルトとの併用となり、チーム3位となる569ヤード、4TDをマーク。

だが翌シーズンは成績を落としてしまい、チームも5勝11敗と低迷。それに伴い新HCに就任したジョー・ビューゲルはブロッキングTEを求めており、ブロッキングに難のあるノバチエックは出場機会を求めてダラス・カウボーイズに移籍した。

ワイオミング大出身だけあって根っからのカウボーイだったのだろう。ノバチェックは59レシーブで657ヤード、4TDを獲得する大活躍を見せると、翌1991年シーズンはプロボウルに初選出。

続く1992年はキャリアハイで、687レシーブで630ヤード、6TDの活躍でチームのスーパーボウル制覇に大きく貢献。プロボウルに加えてオールプロにも選出される自己最高のシーズンを送った。

その後もカウボーイズオフェンスのキーマンとして、更にはホルダーまで務める芸達者ぶりまで見せて3回に渡るスーパーボウル制覇に大きく貢献。

しかし、ピッツバーグ・スティーラーズを下して3度目の制覇を果たした1995年シーズンを最後に故障で試合出場がままならなくなり、1997年シーズンをもって現役を引退した。TEでありながら、カウボーイズで獲得した4630ヤードはチーム歴代9位となっている。

引退後は子供向けのフットボールの普及活動に長年携わっている他、2008年にはカレッジフットボールの殿堂入りを果たしている。

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