ジョーディー・ネルソン Jordy Nelson ~新コンビ~

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Jordy Nelson(ジョーディー・ネルソン)
(1985-)
American Footballer
Position:Wide Receiver
Collage: Kansas State
Height:190cm Weight:98kg

Stats

ブレット・ファーヴが去り、その後にアーロン・ロジャースが来た。QBに苦しむチームがどれほどあるかと考えれば、あまりにパッカーズファンは恵まれている。

だが、パスは捕ってもらって初めて成立する。ファーヴはスターリング・シャープやドナルド・ドライバーが居たからこそ天下のファーヴで居られたのだ。一方ロジャースには誰あろうネルソンが居た。

カンザスの大農園に生まれたネルソンは白人ながら子供の頃から足が速く、10歳の時には400m走の全米チャンピオンになっている。

ハイスクールでは100mを10秒6で走り、幅跳びは7を跳ぶ驚異の身体能力を発揮。更に身長も伸び、バスケットではオールカンザスに選ばれ、フットボールではQBとして投げて走っての大活躍。

最終学年には1029ヤード2TDを投げる一方でランで1527ヤード25TDの大暴れ。それに加えて頭も良く、ウォークオンで子供の頃からファンだったカンザス州立大に進んだ。

同大ではDBにコンバートされる予定だったが、俊足と長身を見込まれたWRに路線変更。チームが弱体化にあえぐ中で2年目から定位置を掴み、45レシーブで669ヤード8TDを記録。

この活躍を受けて翌シーズンはフレッド・ビレドニコフ賞候補となったが、けがで成績を落として足踏み。しかし、翌シーズンには完全復活して122レシーブ、1606ヤード、11TDの大活躍でオールアメリカンに選出された。

更に昔取った杵柄でオプションプレーでパスを投げて2TDを記録。更に2PRTDを記録し、八面六臂の暴れぶり。スカウティングコンバインでは40ヤードを4.51と白人選手にあるまじきスピードで走り、全体36位でグリーンベイ・パッカーズに指名された。

ネルソンのプロのキャリアは最初は控えからスタートした。控えながらもロングパスで存在感を示し、俊足を活かしてKRとしてもプレー。更に2010年にはロジャースの怪我に際して3番手QBとして扱われいることも判明した。

その2010年、パッカーズは10勝6敗でワイルドカードを獲得。初戦のフィラデルフィア・イーグルズ戦ではさしたる活躍は無かったが、続くアリゾナ・カージナルス戦では8レシーブで79ヤードの大暴れ。続くシカゴ・ベアーズ戦では4レシーブ61ヤードを獲得。ネルソンはスーパーボウル進出のキーマンとして一躍スポットライトを浴びた。

ピッツバーグ・スティーラーズとのスーパーボウルでは29ヤードのTDで初得点を記録。9レシーブ150ヤードを記録して、スーパーボウルと名が付く前の第1回にマックス・マクギーが記録した149ヤードのチームレコードを更新。

これが効いてパッカーズは15年ぶりにスーパーボウルを制覇。ネルソンとロジャースのコンビの活躍でビンス・ロンバルディ・トロフィーは久々の里帰りを果たしたのだった。

翌シーズンは3年1335万ドルの大型契約を獲得。ロジャースの相棒として確固たる地位を築き、1263ヤード、15TDとキャリアハイをマーク。チームは15勝1敗の成績を残したが、2年連続のスーパーボウル進出は叶わなかった。

翌シーズンはハムストリングの負傷で4試合を欠場して振るわなかったが、2013年は1314ヤード、8TDを記録して完全復活。オフには4年3900万ドルで契約を更新。

2014年は1519ヤードを捕って1995年にロバート・ブルックスが記録したフランチャイズレコードを更新。更に13TDを記録してプロボウルに選出された。

長身を武器に難しい場面で競り勝ってパスを捕り、俊足を生かしてそのままエンドゾーンへ突き進むというのがネルソンのスタイルだが、この手の選手は怪我が多い。2015年シーズンのプレシーズンで負傷し、全休を余儀なくされた。

しかし2016年には復帰し、1257ヤード、更にリーグトップの14TDを記録。カムバック賞を受賞した。しかし、契約最終年となる2017年に相棒ロジャースが故障。道連れのような形でネルソンも成績を落とし、契約延長を断られてしまった。

これを受けて2018年シーズンは2年1500万ドルでオークランド・レイダーズと契約。しかし、739ヤード、3TDを不本意な成績に終わり、シーズン終了後に解雇。これで見切りをつけてパッカーズでセレモニーを行って現役を引退した。

引退後は故郷に帰って家業の農園を継ぎ、1000頭の牛と広大な小麦畑相手に格闘する日々だという。

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