ブライアン・スーター Brian Sutter ~Sutter Family No.1~

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Brian Sutter (ブライアン・スーター)
(1956-)
Hockey player
Position:Winger
Shot:Left
Height:180cm Weight:78kg

Relatives:
Darryl Sutter (ダリル・スーター) (弟)
Duane Sutter (デュエイン・スーター) (弟)
Brent Sutter (ブレント・スーター) (弟)
Ron Sutter (ロン・スーター) (弟)
Rich Sutter (リッチ・スーター) (弟)
Brett Sutter (ブレット・スーター) (甥)
Brandon Sutter (ブランドン・スーター) (甥)
Brody Sutter (ブロディ・スーター) (甥)

Stats

人間にとってスケートというのはやはり特殊な技能なのだろう。野球もバスケットもフットボールもルールさえ知っていれば何とかできるだろうが、ホッケーだけはそうはいかない。それ故かホッケー選手は一族の男が皆選手という不思議な一家が多い。

アルバータのバイキングという田舎町に農場を構えるスーター一族がまさにそうで、農場主であるルイスの七人の息子は全員際立った才能を持ったホッケー選手だった。

兄弟は地元のジュニアチームであるレッドディアー・ラストラーズからステップアップしてプロに進んだが、一番才能があったという長男のゲイリーはラストラーズからの入団の誘いを断った。父と弟達のために身を引いて農場を継いだのだ。それもまた立派な選択だ。

おかげで弟達は後顧の憂いなくホッケーに打ち込めた。次男のブライアンは1976年にドラフト2巡目でセントルイス・ブルースに指名され、一番乗りでプロの世界に足を踏み入れた。

ルーキーイヤーは35試合で4ゴールにとどまったものの、翌シーズンはシーズン通しての出場で9ゴール、続く1978-1979シーズンには41ゴールを記録して一気にブレイク。これ以後弟達も続々とNHLに足を踏み入れ、スーター兄弟の対決はNHLの日常風景のようになっていく。

特にブライアンは得点力だけでなくディフェンスでも強みを見せ、ファイティングスピリットを持っていた。1979-1980シーズンからはキャプテンに指名され、チームの先頭を切って体を張り続けた

1981-1982シーズンにはオールスターに初選出。翌シーズンはいずれもキャリアハイとなる46ゴール、ペナルティ254分を記録している。細身ながら男兄弟で育っただけにブライアンは喧嘩早く、乱闘でも目を引く存在であった。ゴール、アシスト、乱闘を1試合でこなす所謂ゴーディ・ハウ・ハットトリックを歴代2位となる17回も達成している。

しかし、攻守に存在感を見せるチームのスターとして輝かしい活躍を見せる一方で、背中の怪我を段々と悪くし、1984-1985シーズンは3度目のオールスターに選ばれたものの、これ以降はけがの影響で試合出場がおぼつかなくなり、1987-1988シーズンは77試合に出場したものの、結局これを花道に現役を引退した。

これを記念して背番号”11″はスーター一族としては唯一となる永久欠番に制定され、更に引退と同時にチームの新HCに指名された。コーチとしての修行を経ずにいきなりNHLのHCになるのは異例の事であったが、なんとか勝率5割前後で4シーズンを務めたのだから、ブライアンはコーチとしての才覚もあったのだ。

1992-1993シーズンからはボストン・ブルーインズのHCに就任し、地区優勝を達成。更にカルガリー・フレームズ、シカゴ・ブラックホークスのHCを歴任。しかしフレームズやブラックホークスでは結果が残せず、2003-2004シーズンを持ってNHLからは身を引き、現在はセミプロチームのコーチをしている。

息子のショーンはフレームズ在任中の1998年に全体102位でフレームズに指名されたが、NHLではプレーが叶わず、現在は一族の原点というべきラストラーズでGM補佐を務めている。その他何人もの甥っ子がホッケー選手として活動している。

https://twitter.com/StLouisBlues/status/1193379248029020160

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