ダリル・サイダー Darryl Sydor ~Syd in Dallas~

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Darryl Sydor (ダリル・サイダー)
(1975-)
Hockey player
Position:Defence
Shot:Left
Height:185cm Weight:92kg

Stats

トレードというのは不思議なもので、運命的なものが見えることがある。サイダーはきっと運命論者なのではないだろうか。

1990年に全体7位でロサンゼルス・キングスに指名されたサイダーは1991-1992シーズンにデビューし、翌1992-1993シーズンにはシーズンを通してNHLでプレーし、チームのファイナル進出に貢献。しかし、モントリオール・カナディアンズに敗れてカップ獲得はならなかった。

その後もグレツキー率いるキングスは強豪であり、シドアは持ち前の守備力で中心選手になって行ったのだが、とうとうファイナルの舞台に返り咲くことはできず、1995-1996シーズン途中にトレードでダラス・スターズに移籍した。

当時のスターズは守備力に強みを見せるチームで、サイダーはデリアン・ハッチャー、セルゲイ・ズボブ、リチャード・マビチャクと並んで”Big four”と称され、1998-1999シーズンはチームのファイナルの原動力となり、オールスターに初選出された。

翌シーズンもオールスターに選ばれ、ニュージャージー・デビルズに敗れたものの二年連続のファイナル進出を達成。サイダーはNHLきってのディフェンスマンとしての地位を確固たるものにした。

2003-2004シーズン開幕前に創設間もないコロンバス・ブルージャケッツにトレードされたが、この2003-2004シーズン途中に今度はタンパベイ・ライトニングにトレード。サイダー加入でライトニングディフェンスは厚みをまし、プレーオフを勝ち進んでスタンレーカップを獲得。サイダーは優勝請負人としても名を売ることになった。

ロックアウトの明けた2005-2006シーズン終了後にトレードでスターズへ復帰。しかしシーズン終了後にFAでピッツバーグ・ペンギンズと契約。しかし、2008-2009シーズン終了後に再びスターズへトレード。3回同じチームにトレードされた選手というのはプロスポーツ史を紐解いても滅多にいない。

しかし、サイダーは衰え顕著でシーズン終了後に解雇になり、続く2009-2010シーズンはセントルイス・ブルースへ移籍。このシーズンを持って現役を引退した。アメリカ中どこへ行っても呼び戻される運命にあるのを悟ったのだろうか、アメリカの市民権を取得して今はダラスに住んでいる。

引退後はアルコール中毒に陥った時期があったものの、マイナーのコーチとして手腕を発揮し、これが買われてフェニックス・コヨーテズのコーチも歴任。現在はWHLでオーナー兼コーチとして手腕を振るっている。

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