デビッド・ヴィボニー David Vyborny ~Czechmate~

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David Vyborny (デビッド・ヴィボニー)
(1975-)
Hockey player
Position:Winger
Shot:Left
Height:178cm Weight:82kg

Stuts

チェコの名門、スパルタプラハで18歳でありながらトッププロに混じって目覚ましい活躍を見せていたヴィボニーは、1993年のドラフト2巡目でエドモントン・オイラーズに指名された。

だが、ヴィボニーはヨーロッパに居残った。1994-1995シーズンはAHLでプレーして61ポイントをマークしたものの、このシーズン限りでチェコに戻っている。

1996年には世界選手権のメンバーに選ばれ、金メダルに貢献。以後引退まで5回も金メダルを獲得している。

更に1997-1998シーズンにはスウェーデンでプレー。その後はまたチェコに戻り、NHL経験こそないものの、同国ではドミニク・ハシェックやヤロミール・ヤーガーと並ぶ国民的スターとしての地位を確立していた。

このままヨーロッパでプレーを続けるものと思われたが、2000年に転機が訪れた。新設チームのコロンバス・ブルージャケッツと契約したのだ。世界選手権優勝3回を誇る異色のオールドルーキーの誕生であった。

新設チームだけあってブルージャケッツは地区最下位に沈んだものの、ヴィボニーは13ゴール、32ポイントを記録して気を吐き、新人王にあたるカルダー記念賞の投票では13位に入っている。チームそのもののレベルの低さとNHLのスタイルに不慣れなことを考えれば上出来だろう。

特筆すべきはペナルティショットを2回決めている事である。ルーキーイヤーで複数回決めたのは今のところこのヴィボニーだけだ。

その後はNHLにも適応して徐々に成績は向上。チーム記録となる161試合連続出場を達成し、リック・ナッシュと並ぶチームの顔として堂々たる活躍を見せている。

ロックアウトでNHLが休止になった2004-2005シーズンは久々にチェコへ戻ってプレー。ロックアウトの明けた2005-2006シーズンはキャリア敗の65ポイントを記録している。

世界選手権のメンバーには毎年選ばれるにもかかわらず、オリンピックには縁のないヴィボニーだったが、同年のトリノで初めてメンバーに選ばれ、8試合で4ポイントを記録。銅メダルに貢献した。

翌シーズンの世界選手権をもって代表を引退し、さらに2007-2008シーズンを最後にブルージャケッツを去り、チェコへと戻って行った。

その後は古巣のスパルタプラハでプレーを続けたものの徐々に衰えていき、2011-2012シーズンには移籍も経験。同年限りで現役を引退した。ブルージャケッツで積み上げた543試合出場は歴代3位、317ポイントも3位である。チームの黎明期を支えた偉大なるチェコ人の名は長く残ることだろう。

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