デュエイン・スーター Duane Sutter ~Sutter Family No.3~

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Duane Sutter(デュエイン・スーター)
(1960-)
Hockey player
Position:Winger
Shot:Right
Height:185cm Weight:83kg

Relatives:
Brian Sutter (ブライアン・スーター) (兄)
Darryl Sutter (ダリル・スーター) (兄)
Brent Sutter (ブレント・スーター) (弟)
Ron Sutter (ロン・スーター) (弟)
Rich Sutter (リッチ・スーター) (弟)

Brody Sutter (ブロディ・スーター) (息子)
Brett Sutter (ブレット・スーター) (甥)
Brandon Sutter (ブランドン・スーター) (甥)

Stats

スーター一族の四男、デュエインは一族でも特に勝ち運に恵まれたホッケー人生を歩んだ。1979年に全体17位でニューヨーク・アイランダーズに指名されると、ルーキーイヤーから15ゴール、24ポイントを記録。

更にプレーオフでは3ゴール10ポイントを稼ぎ、74分ものペナルティを記録する暴れぶりでチーム初のカップ獲得に大きく貢献した。

翌シーズンは弟のブレントもアイランダーズに加入。以来チームは怒涛の4連覇を達成。強靭なフィジカルを武器にコーナーでのプレーに強みを見せ、パスセンスがあり、デュエインはその中心的存在であった。

せっかちで賑やかな男で、ファンからは”Dog”の異名で親しまれた。賑やかだけに喧嘩早く、乱闘でも侮りがたい存在感を発揮していた。極めて優秀な番犬であったといえよう。

1982-1983シーズンのプレーオフではハットトリックを達成するなど9ゴール21ポイントの大活躍。5連覇を狙う翌シーズンもファイナルまで駒を進めたものの、ホッケーの神様ウェイン・グレツキーを擁するエドモントン・オイラーズに敗れ去った。以後オイラーズは黄金時代を築き、アイランダーズは政権を明け渡す形となってしまった。

このファイナルでは事件が起きた。1勝3敗で迎えた第5戦、小競り合いを起こしてペナルティボックスに入ったデュエインにオイラーズファンがビールをかけたのだ。

怒ったデュエインは水をかけて応戦し、エキサイトしたファンが紙コップを投げつけた所で警備員が駆けつけてファンをつまみ出して決着となった。シリーズは負けたが、スーター家の男を怒らすのは危険だとアメリカ大陸中に知らしめる事件であった。

王座を明け渡した後もブレントと兄弟力を合わせてチームを盛り立て、1985-1986シーズンにはキャリアハイとなる20ゴール53ポイント、ペナルティ157分を記録。1986-1987シーズン終了後に指名権との交換でシカゴ・ブラックホークスへ移籍した。

ブラックホークスはセントルイス・ブルースと並んでスーター一族と縁の深いチームである。移籍初年度はパッとしなかったものの、得点力が落ちた代わりに乱闘に磨きをかけ、1988-1989シーズンにはキャリア最高のペナルティ214分を記録。翌シーズンをもって現役を引退した。

僅か11年の短いキャリアであったが、プレーオフでの通算ペナルティ405分は歴代11位の記録として残っている。ファイト溢れる選手人生であった。

引退後は指導者に転じ、フロリダ・パンサーズで長くコーチを務め、2000-2001シーズン途中からHCに就任。翌シーズン途中まで務めた。現在は因縁のオイラーズでスカウトを務めている。息子のブロディも1シーズンだけだがNHLでプレーしている。

https://twitter.com/hometownhockey_/status/1107402709911531520

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